入れ歯・ブリッジ

入れ歯について

歯を失った部分を補う入れ歯には、保険診療の入れ歯と自由診療(自費)の入れ歯があります。

使用する素材の種類と選択肢の数に違いがありますが、まずは患者様のご要望をお聞きし、適切な入れ歯を製作・提供できるよう尽力します。

保険診療の入れ歯

保険診療の入れ歯

使用できる素材は、歯科用プラスチック(レジン)と金属(留め金部分に使用する場合)のみとなっています。保険診療の入れ歯に対しては「よく噛めない」というイメージをお持ちの方がいらっしゃいますが、保険でもある程度噛み心地のよい精密な入れ歯をつくることは可能です。

自由診療の入れ歯

「目立たない入れ歯」をご希望される方には、自由診療の『ノンクラスプデンチャー』『金属床』などをご提案することがあります。

構造・素材や費用・期間などの詳細は、事前にしっかりご説明して検討・選択していただきますので、まずはお気軽にご相談ください。

ノンクラスプデンチャー

金属製のバネ(クラスプ)を利用せず、歯茎と同じ色の義歯床を広げて歯茎を覆うように固定するため、自然な見た目を実現します。

通院回数の目安は3回~5回程度、治療期間は、2週間~1ヶ月程度を目安にしてください。

<メリット>

入れ歯を使用していることが分かりにくい

装着したときに違和感が少ない

歯茎にフィットして外れにくい

自費の入れ歯のなかでは安価

<デメリット>

噛み合わせによっては壊れやすい

土台が柔らかいので入れ歯が動いてしまうことがある

作製後の調整や修理が難しい

ブリッジについて

歯を失った部分の両隣に生えている歯を支柱にし、橋をかけるように人工歯を入れる治療法です。固定され取り外しはできませんが、天然歯と同様の感覚を取り戻せます。

ただし、支柱となる健康な歯を削り、負荷をかけるため、それらの歯の寿命を縮めることにもつながります。

治療する場所・本数・支柱歯の状態・素材などによって、保険が適用できる場合と自由診療となる場合があります。